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今日の娘の地理の宿題がこれ。
近畿、北海道、中国、四国 など
日本の地方の名前の由来を調べる。
これって、一日で調べることなんて、
Internetがないと絶対無理な話。
今の宿題って、Internetが前提なんですね。
『おばあちゃんの知恵袋』なんて時代は終わっていますか?
自分が中学の頃なんて、まずこんなとんでもない宿題なんて
出やしなかった。
出たとしても、一日で解決できるものじゃ ない。
夏休みの一研究にもなる様な大きなテーマだ。
図書館にでかけては地理の難しい本を調べて、まとめるという作業をするだろう。
『夏休みの一研究』といえば、
最近は、研究テーマによっては、Internetで数時間調べて、
それを画用紙にまとめて ハイ 終わり ってのが多い。
テーマを決めるのは本人なので、どうしようもないが。
ちなみに去年の娘の研究テーマは『西洋文明の遺跡』
これもInternetで調べて、まとめて はい終わり。 約一日。
4年生の時は、長野市にある『水準点』をひとつひとつ地図から調べて、
実際に足を運んで現在の状態を研究した。
25万分の1の地図から目的地を探す行為は、まるで宝探しだった。
というのも、このテーマを決めたのは私だし、私も休みを取って
一緒に探した。むしろ楽しんでたのは娘よりか自分だった気がする。
自分が小学校の頃は、夏休み期間ぶっ通しで
自分の足で調べたものなのだが。
研究に勤しんだという記憶が今でも残っている。
氾濫する情報から真実を見抜く力を養うには、Internetは
中学位から必要な経験かもしれないが、
なんでもかんでも それで済まされてしまうことが、とても、寂しい感じがする。