6月10日

    朝6時 我が家を出発 気温は20度以下だろうか。
    短パン半そでじゃあ 肌寒い
    朝日が眩しい。気合十分


7:22  『白馬有料道路手前のトンネルに到着』 走行距離21.2km 
    写真を撮っていたら、「自転車はあっちだ」と料金所のおっさんに怒鳴られる
    朝は機嫌よくしないとダメだよ おっさん
    通行料金は20円!
    気持ちだけ頂くって事か・・?


7:47  『道の駅中条』に到着  走行距離24.2km 
    ここで『おやき』を頂く予定だったが予想通り店が開いていない。
    しかたなし、ウイダーインゼリーで栄養補給する。
    ここまで全く問題なく順調


8:25 走行距離33.5km 大町市に突入
   意外と早く通過。
   ちょっと登りが多くなってきたが、激しくないのでゆっくりいけば問題なし


8:43 走行時間 2:06分 走行距離 36.4km 
   『ぽかぽかランド美麻』に到着
   手前1kmの上り坂がけっこうきつかった。
   SPDシューズは平坦な道は良いが、登り坂ではペダルから足を離すこともできず
   いやおうなしに付きまとう。
   慣れてない自分は、坂道でふら付かないように懸命
   引き足も使えるのはいいのだが。。


9:15 白馬に突入
   走行距離41.9km 
   走行時間2:29分 
   AV16.5 
   MAX34.1 
   『美麻の湯』からここまでの2,3kmがずっと登り坂
   まあこんなことで根を上げてたら、明日の18号は一体どうするんじゃ! ボケ

9:45 白馬駅到着 走行距離49.5km

   なんだか観光地に着たという感じ。
   登山するような格好の人達や、制服着た学生がちらほらと、後は人気なし。
   タクシーの運ちゃんが じっと私を見ている。
   ここでしばしの休憩 足湯でも浸かるか?




10:40 小谷村 下里瀬交差点

   ここからの20km、もっとも危険な区域に入る 
   トンネルがひたすら続く道
   トラックが結構走っている
   後部ライトも点滅させ、サングラスも黒から黄色に変更
   ここから集中力と気合だ。

11:00 勢いよく下っていたら事件発生
    後部で『パーン』というけたたましい音がしたのでパンクか! 
    ってすぐさま後ろを振り返ったら、なんと積んでいたバックが無い!
    左側面が崖。 もしや 崖下に転落か!
    着替えや、メイン財布も入っているのに・・・
   

    なんて一瞬考えたが、後方50m付近に転がっていた。
    それよりか、バックを縛っていた紐が後輪に絡まなくてよかった。
    もし、そんなことが起きたら、直ちに前方に頭から転倒だった。
    しかも、SPDシューズで足も固定されてるし。。。
    自転車ごと 前転する所だった・・・ 恐ろしや。


11:05 走行距離 69.6km 『道の駅小谷』に到着 走行時間3:48分

 
    ここまでの間1〜3km級のクラスのトンネルが続いた。 
    特に長かった『外沢トンネル』
    閉所恐怖症や騒音恐怖症の人はまずここは通過できないだろう
    後ろから迫ってくるトラックの爆音は半端じゃない。
    幅寄せされれば即 死につながる。

    いつも通り越される瞬間に祈るような気持ちになる。
    例えるなら迫りくるジョーズに喰われるような怖さだ。

    (後で、違う場所で休憩中に見たのだが、
     結構大型トラックに乗ってる人でも
     平気で携帯片手に運転してる。 
     そんなのが後ろから迫ってきたのかと思うと恐ろしい)

    道の駅でおやきを食べながら一服していると、
    話しかけてくる人がいた。
    格好からしてローディーだ。
    しばし自転車歓談。
    初対面なのに不思議なくらい自然と会話が弾む。
    同じ趣味を持つ者同士だからだ。
    この人は糸魚川方面から登ってきたのだそうだ。
    『ここから先もトンネルが多いから速度に注意を』 
    とアドバイスをくれた。



11:32 『国界』通過 走行距離73km 走行時間4:00分
    景色からして標高が高いだろう。
    通り越す車以外に誰一人見ない寂しい場所。
    しかも巨大な慰霊碑が立っている。一体何があったのか?
    そんなことより とにかく、新潟県に突入だ。
    ここからは気持ちいい下りが果てしなく続く。
    車の通りも少ないため、独占した気分になる。



13:15 『糸魚川駅』に到着 走行距離98.24km AV19.2km/h MAX46.3km/h 時間5:06分


    国境から糸魚川までの後半の下りトンネルはかなり長かったが、
    その半分はこの様に明るいスノーシェードなので気分は楽。
    だいぶ慣れてきて、
    イタリアーノオペラや クイーンのBicyleを大声で歌いながら下った。
    トンネル内ではめちゃ うまく歌える「独占コンサートホール」 
『I want to raid my bicyle ・・』 ここしか知らない。
    ある意味変態・・・か?



 
13:40  久比岐川自転車道に入る。
    走行距離103.82km 5:23分 

    しかしいい天気。波が綺麗
    それにうれしい事に追い風だ。



111km地点 大トラブル発生 
      前タイヤが初のパンク
      しかも、チューブ交換の予行練習してないし・・・
      過去に見た「自転車メンテナンス」のDVDを思い出しながら
      初のチューブ交換開始。
      予備チューブと携帯ポンプでなんとか難を乗り切った。  
      しかし不安である。 
      前タイヤのバルブがちょうど真下にくると、段差の様にカクカクする。
      そのうち、スポークが折れるかも・・


15:20 走行距離115km 
マリンドリーム能生』 到着 走行時間5:58分 

    『かにや横丁』で蟹を喰おうと思っていたが、そんな気分じゃ無くなった。
    パンクの事件から精神的に余裕がなくなってきている。
    とにかくはやく一日目のゴールに着きたいのだ。
    それに小雨が降り出したので、このまま突き進むことにした。

16:25 走行距離133km 走行時間6:54分 
    長浜トンネルに入った(自転車用)
    自転車道を直江津方面から来ると最初に出現するトンネル。
    旧国鉄北陸線の跡地をそのまま有効活用しているのだ。


    この時、体の状態は究極のピンチ
    栄養がなく、まもなくハンガーノックになる予兆
    コンビニや自販機がなく困っている。 
    むしょうに炭酸コーラが飲みたい。
   
    走るスピードもだいぶ落ちてきて、やっと谷浜にたどり着いたら、
    自販機発見
    コーラを購入。めちゃくちゃ腹に溜まるし喉越しが最高。
    生き返った。




18:00 宿に到着
    上越までの残り10kmは栄養不足状態だったが、コーラに助けられた。
    家を出てからちょうど12時間で到着。
    このホテル、駐輪場が無い。しかも屋根がないし。
    フロントにお願いして、裏口の従業員口付近におかしてもらう事にした。