2週間ほど前に自転車の輪行の帰りに直江津駅で買った
内田康夫の小説『天河伝説殺人事件

一昨日から風呂に入りながら読みふけっている
ついつい長風呂になってしまう。
気がついたら平気で60分とか。汗だくで。

かなりはまってしまい、『下巻』が欲しくって先ほど『蔦屋』に行ったのだが、
いっくら探しても売ってないんだよ。
内田康夫の本そのものの扱いが少ないんだよ。

15年程前に盲腸で入院したときに、暇を持て余していたところに
義父が大量に内田康夫推理小説を持ってきて、
読むように薦めてくれた。
それ以来、私にとって推理小説
西村京太郎や赤川次郎でもなく、文句なく内田康夫なのだ。

彼の小説の面白さは、日本中の歴史文化を小説の中で紹介してくれるから
読んでいるうちにどんどん引き込まれて、その土地を自分も歩いているかの様な
感覚(疑似体験というんか?)になれる事。
『戸隠伝説殺人事件』を読んだ時なんか、すぐ近いのに、
俺って戸隠の土地歴史を何も知らなかったんだな
って恥ずかしくも感じたものだ。
それに鬼無里(きなさ)が何故、こういう字を書くのかも初めてこの小説で知った。


話を戻すが、
仕方ないので、諦めて『パンデミック』というベストセラーになっている
小説を買って、今から また長風呂開始。